三重県立高校入試の問題点は、北勢学区(桑名・四日市)にきちんとした私立高校がないこと。これは、三重県民にとっての不幸であると思います。
その結果、思い切って四日市高校にチャレンジできない。桑名高校の下がない。川越高校と桑名西高校の差がありすぎる。鈴鹿高専の難易度が上がる。
これは学習塾の限界なのですが、三重県の北勢地区の私立高校や中高一貫はもっとしっかりしてほしいと思っています。
しっかりしてほしいというのは、ごまかしではいけません。授業参観を高校で実施するなど保護者との連携を強めたり修学旅行に特色を付けたりするのは、あくまでも特色が出るだけです。ただし、保護者の方との連携は大切です。ご家庭の協力なしに受験は乗り切れません。
王道である、学力を伸ばすということが一番大切だと思います。
つまり、しっかりしていない学校は学力を伸ばせと。
それは、プリントを印刷して宿題を出すことではありません。大量のプリントを印刷し(もしくはテキストを買わせ)、答えを渡した上で自分で答え合わせをさせるのであれば、ただ学校内で学力差がさらについてしまうだけです。
先日、私立中学校の生徒のお母さまから、「朝の5時まで子供を見張って、冬休みの宿題の答えを写させた」という方の話を聞きました。学校が冬休みの宿題の提出を何度も催促したからだそうです。とにかく提出するようにと言われ、親子が連携して答えを写さなければいけないような状態にしてしまう中高一貫校とは、いったい何なのでしょうか。
その子が普段きちんとしていないのがいけないのでしょうが、そのお母さんのお気持ちを察するに、気の毒で仕方ありません。
ところで、小塾は宿題が多いですが、授業中にすべて答え合わせを済ませるだけの質と量にしています。授業中に答え合わせをするので、ある程度難しいものでも安心して宿題に出せるのです。
また、宿題で事前に自分のペースで解くことができます。授業の前に質問して、難しい問題ならば2度解説を受けることもできます。これが正しい宿題の出し方だと考えています。
1問1問、1ページのテキスト、1枚のプリント…、もっと大切にしましょうよ。そこから始まります。
(反論のある同業者の方、学校関係者の方は千尋進学塾の水谷まで直接お電話ください)。
千尋進学塾
(Google)
0594-82-7773
511-0933
三重県桑名市西正和台1-7-7
伊藤内科クリニックさん(内科・小児科)隣
大きな地図で見る